2016年2月の通信から
本格的な寒さがやってきました。「冬来たりなば春遠からじ」と自分に言い聞かせながら、毎朝ハンドルを握っています。雪道は苦手ですが年を重ねたせいかどんな季節もいとおしく感じる今日この頃です。
1月17日に夏の全国ネット合宿第1回実行委員会が仙台市で開催され参加しました。
近年の夏の合宿は、フリースクール全国ネットと親の会全国ネットの共同主催で開催しています。
東京から親の会代表の奥地さんと事務局の野村さん、それに全国フリースクールネットワーク事務局の松島さんが参加し、地元宮城県からは、フリースクール・フリースペース関係者や、石巻、気仙沼から不登校の子どもを持つ親の方が参加されていました。福島からはほんとの空くらぶの他にフリースクール方丈舎スタッフの田中さんが参加しました。
これまでの夏合宿のようすや概要を奥地さんが説明するところから始まり、その後どんな合宿にしたいかをみんなで話し合いました。
・小さな団体ではできない場をつくりたい。
・当事者から学ぶことは大事にしたいので、子どもシンポジウムや親シンポジウムは入れたい。
・不登校と経済のテーマで貧困についても話し合いたい。
・不登校の子どもたちが出会える場、情報を共有できる場、ざっくばらんに話し合える場にしたい。
・震災から5年、お互いの状況を話し合う場がほしい。
・震災復興はうまくいっているところと進まないところがある。ケースはいろいろなので震災関連はあまりテーマをしぼらず、個別感を知ってもらいたい。被災児はこんな子と決めてほしくない。
・知ってもらうことは大事、被災について語られることは大事なので地元の方には話してほしい。
などの意見が出ました。
次回の実行委員会は2月20日(土)に予定されています。被災地で開催される今夏の合宿です。不登校やひきこもりの当事者や家族が集い、出会い、一人ひとりが生きることの意味と価値を確認できる合宿にしたいですね。
- 16/02/03 |
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